Energy Elaine

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"「それでその子供はどうするんだ?」

イヴがガイアに尋ねる。

ガイアは暫く考えた後、口を開いた。

「ギルドに連れていきます。どうせ依頼の報告をしなければなりませんし、ギルドであればな 日本樓投資 とかしてくれるでしょう」

ガイアの言葉にイヴは賛成した。

ギルドの中には孤児院を持つところもある。

ギルド“月の光”もそんなギルドのうちの一つだ。

「で、依頼は終わったんだな?」

「はい」

イヴの念のための問いに肯定する。

「よし。ならまた学園で会おう。じゃあな」

「はい、また」

ぷつんと鏡水晶からイヴの姿が消える。

ガイアはそれを見届けると、鏡水晶を“ボックス”に仕舞った。



一方、サキカはそれを横目に魔法薬を調合していた。

調合といっても簡単なもので、すぐに終わる。

「それ、どうすんだ……?」

心配そうに見るレイトにサキカは悪戯げに笑い、試験管に入った魔法薬を一気に口へと流し込んだ。

口の中に苦味が広がり、それと同時にレイトに殴られ鬱血していた頬が熱を持つ。

「治ってく……」

レイトと巧は息をのんでそれを見つめていた。

「さて、飯でも食いに行くか!!」

サキカの怪我が完全に治癒するのを見たレイトが提案した。気が付けばもう昼過ぎ、皆も腹が減ってきたところであった。

サキカとレイトとアークが了承し、巧を連れて四人は部屋を出た。

ガイアが女子の部屋のドアを叩くと、中から有舞が顔を覗かせた。

「飯、食いに行くか?」

「そうね。そろそろお腹も空いたことだし……」

有舞達も賛成し、八人は昼の賑やかな村へと繰り出した。


















×××××××××××

適当な店へと足を運んだ一行は、三組に別れて、それぞれ食事を始めた。



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